ーーーーがちゃ 「よっ!!」 朝から、そこには 愛しいカレがいた。 「おはよ。」 私が言う。 「じゃ、いこっかっ」 ゆうとくんは笑顔で手をさし伸ばした。 私は…… その手をとり握る。 この、ぬくもりがずっと残ってくれればな…… 学校につく。 「じゃ、またあとでな」 ゆうとくんの手がスルッと離れてく。 …………… …なぜか、虚しく心が空っぽになっていく気がする。