私の好きなカレの名前



「はぁ…俺だって、我慢してんのによ…」


へ…??


「約束した意味なくなるし…」



ゆうとくんは、さっきから
ブツブツと独り言を言っている。





約束…?あれかな?


私の嫌がる事はしない?みたいな約束…?





「ゆうとくん…?」

私が呼ぶと…



びくっとするゆうとくん。




「わりぃ…それよりも、守達遅いなぁー」



ゆうとくんも、嘘つくの苦手なのかな?

ゆうとくんは、あははーと
言いながら私から目をそらす。




「…変だよ。」

「変でわるかったな。」

ぶすーーっとするゆうとくん。




「それでさ、わかったの?」

私が言う。

「ぇ…?ぁ、…ぇっ…と…」



ゆうとくんはやがて無言に……


さっきから、どうしたのかな?





いつもの、ゆうとくんじゃ
ないような……




「あいか……」


私の名前を呼ぶと

いきなり、抱きしめた。




「ゆ、ゆうとくん⁈」


「しっ…少し黙って……」

ぁ、はい。

黙ります……









けど……