「もっといいやつだから」 「…―――え?」 「きゃああ!なにこれ!!」 陽が口角を上げた瞬間、桃果が叫んだ ………なんだ? 「桃果、いったいなにが―――…」 桃果の手の中にあるものを見た俺は絶句 もちろん桃果も ………嘘だろ 「おい陽!」 「だって人前でキスするのが悪いんだろー?カメラのフレームにちょうど収まったんだよ!」 「んなわけあるかよ。意図的だろ、これ!」 そこには俺と桃果の“現場”がバッチリ写っていた