「素直じゃねぇなぁーこんなこともしてんのに」 「え?」 陽から差し出されたものを見て、俺は食べていた果物を落とした 「えっ、何だこれ…」 「隠し撮り?綺麗に撮れてるだろ?俺の腕がいいからなぁ」 「おい!」 「これ、そこに飾る?」 「…ふ、ふざけんなよ陽…」 陽が差し出したのは一枚の写真 ―――俺が桃果を試験会場の前で抱きしめた瞬間の