友達になりたいと思った だから初めて声を掛けたときは緊張したの あたしなんかが受け入れてもらえるのか でもその必要はなかったね 桃果はいつだってあたしを受け入れてくれたもの 「あぁー藍斗くんっ!」 大学内のレストランに着くと、見覚えのある2人を見つけた 桃果の彼氏…じゃなくて旦那さんの城山 藍斗は この大学じゃ知らない人はいないってくらい有名