「こらーっ優良(ユラ)ー!!」






小さな背中を追いかけると、大きな陰に隠れてしまった





――――あれ?






「パパ?」





視線を上げると、優良を肩に乗せた藍斗くん







「ママは怖いなぁー優良」




「パパぁ~」






色素の薄いふわふわの髪を揺らしながら藍斗くんの足に抱きつく