「どど、どうしよう…」 「そんなこと考えてる暇あったら、早く行きなよ。じゃなきゃ先越され…あっ!」 香苗ちゃんの声に反射的に藍斗くんを見て、あたしは固まった 「あの、城山くん。よかったらそれくれない?」 ロングヘアが似合う長身の美女が、ちょうどネクタイを指差している所だった え゛えっ… 本当に出遅れた…