「どうかしたの?気分悪い?」




「いえ、その…幸せすぎて」




「あらっ、可愛いことを言うわね。藍斗にはもったいない…」



「誰にはもったいないって?」



「うわ…!藍斗いたの!?」





ら、藍斗くん!?




お母さんの声にあたしはすぐさま反応する




気づいたら控え室の扉の前に藍斗くんが立っていた



白いタキシード姿



背が高いからよく似合ってる




ううん、かっこいいからなんでも似合うの