「あぁ、父さん達いる?」 「はいいらっしゃいますよ、リビングに」 「ありがとう。じゃあ4人分、お茶をお願いできますか?」 「はいお任せください。あの、お坊ちゃん」 「何ですか?」 「……可愛らしいお嬢さんですね」 小声でお手伝いさんが呟いた なんだ、よくわかってるな さすがうちのお手伝いだ 「まぁ、将来ここの嫁になる人ですから」 「そうですか。では、お茶の準備をして参ります」 笑顔のお手伝いさんを見送って、俺は桃果の手を引いた