「ごめんね、付き合わせちゃって」 やっとお父さんから解放され、藍斗くんの家までの道のりを歩く 「いや、全然大丈夫。お父さんいい人だったから」 酔ったお父さんは妙にハイテンションでたちが悪い あたし達でさえ扱いに大変なのに、藍斗くんは平然としていた さすが藍斗くん どこまでも完璧なんだからなんだか妬けちゃう こんな人のお嫁さんになったりしたら… 『結婚を前提に……』 ああぁ、ダメだ 顔が緩んじゃう 本当にあんなことを考えてくれてたなんて まだ夢みてるみたい