朝のリハーサルもなんとか終えて、


めんどくさいくて、長く感じる授業も今


は短くかんじます!だってもう……6時


間目だよ?!本番じゃーん!


ただ今、震えが止まらないほどに緊張し


ながら体育館の壇上裏で美コンのメンバ


ーと共に待機中。みんなも緊張してるよ


ね…?ってみてみたけど、な、なんか


余裕そう。どこにそんな余裕があるんで


すかーッ!


「おい。お前なんでそんなに緊張してん


だよ。」


きたー。一番余裕なやつー。


「そ、そりゃ緊張するにきまってんじゃ


ん!あー。やだよぉ。」


「おい。ちょっとこっちこい。」


へッ?!え、ちょっ、ちょっと!


「きゃ!」


樹が私の腕を強引につかむ。


「い、樹!も、もう本番始まるよ?!」


「なに言ってんだよ。あと10分もあんじ


ゃねーか。いいから黙ってついてこい


。」