「琴音ー!おはよー。」


「みお〜!おはよー!!!」


「あ、あのね!みお。話したい事がある


んだ。」


「うん。わかった。じゃ、HRさぼって

屋上いこっか。」


「うん!」


話したい事と言うのは、もちろん昨日の


報告。私とみおの約束として、二人だけ


の話の時にはHRをさぼって屋上に行く


のが決まりなんだ。


〜屋上〜


「で、話ってなに?♪」


「あのね、実はね……。」


もちろん、大親友のみおには、昨日あっ


た事を言うのは決めていたから、全部


打ち明けた。美コンの事、樹も美コンに


でると言う事、樹と今日から特別寮で同


居するということ、そして……樹と付き


合い初めた事も……。


「よかったじゃない!!!


二人共お似合いだし…。」


やっぱり冷静だな。みおって。


「ってらいうか、美コンってすごいわね


。特別寮って噂には聞いてたけど…


そこに琴音今日から住むんでしょ?」


「うん…。まぁ、美コンで3位以下だっ


たら、終わりだけどね。私、たぶん


最下位だと思うから…。せいぜいあと


一ヶ月くらいかな。寮にいられるのも


。」