「くそっ。俺だけかよ。
こんな事考えてんの。」
樹がそう言ってベッドから離れ、寝室の
ドアを開けて部屋から出ようとする。
まって‼樹。誤解してるよ。
「ま、まって樹。」
あのね、樹。樹だけじゃないんだよ?
「なんだよ。」
冷たいような…でも、どこか寂しげな
樹の目が私の目をとらえる。
「あのね樹。私ね……樹が……
私以外の女の子から告白されてるとこ
ろとか、告白されたって噂がたつたび
に、悔しくなるんだ。だって……樹は
私の彼氏なのに、みんなはそれを知ら
ないんだよ?知られちゃだめなんだよ
?」
知られたら知られたで、愛菜先輩が言っ
てたように、女子からきっと妬まれるか
もしれない。それは正直言って怖いし、
嫌だよ?でも…「樹くんには彼女いない
から私と付き合う望みはある。」って思
われるほうが悔しいし、苦しいし、嫌
なんだ。やめてよ、樹は私の愛しい人な
のに。
「だから私、夜ね、いつも寝る前に
樹と私が付き合ってるってみんなに
知られたらどうなるんだろうって考え
るんだ。もちろん愛菜先輩はプンプン
に怒って、やばい天罰を下されるかも
しれないって思ったらめちゃめちゃ怖
いんだけど…。でもね、女子たちの間
で「樹くんと琴音ちゃんが付き合って
るんだって‼」って噂されるのって…
嫌じゃないなぁって。普通に付き合っ
てたら噂されるのって嫌だし恥ずかし
いと思うよ?でもね、こうして誰にも
言えずに付き合ってると…それが、
羨ましくなっちゃうんだ。」
へへっ。羨ましく思うなんて変だよね。
おかしいよね。でも、これが私の素直な
気持ち。普段、樹に素直になる事なんて
めったにないからね、ちょっとは自分の
気持ちちゃんと伝えないとすれ違いが
おきちゃうのは嫌だから…。
伝え方下手くそだったけど、樹にちゃん
と伝わったかな…。
「なぁ琴音。」
「ん⁇」
久しぶりに名前で呼ばれて少しドキッと
する。ふと樹の方を見ると、樹は頭を
かいて、照れ臭そうに…
「なんか…ごめん。1人で焦っちまって
。俺、超ガキだな。」
え⁈い、い、樹が謝った‼
これは超衝撃だよ。調子狂う‼
「ううん‼樹が謝る事じゃないよ。
本気でお互いが好きだからこそ、
あって当たり前の事なんだよ。」
「なんだ、お前。いい事ちゃんと言え
るんじゃん。」
「う、うっさい‼」
「ふっ。騒がしいやつ。」
い、樹のその優しい微笑みはアウト‼
アウトだよ、キュン死しちゃいます‼
やっぱり、樹にはいつもドキドキさせら
れっぱなしだよ。なんだろ。これが本当
の恋のドキドキってやつなんだろうな。
「それに、まぁお前が俺にゾッコンって
事は今回の件でよく分かったし、こら
からまぁちょっとは冷静になれるかも
な。……南は完全に敵として見るけど
な。」
はい、でたよ、俺様発言。
でも当たってるから何も言えないや。
「あーはいはい。
ってか、なんで南は敵なの⁇」
「あ⁇そんなの決まってんだろ。
お前の事中学の頃から知ってて仲良か
ったんだろ⁇それにあいつ…まぁイケ
メンだしな。」
め、めずらし‼樹が人の事イケメンなん
て言うなんて……。
いつも自分しか褒めないもん。笑
「いや、まぁたしかに仲は良かったけど
南、ヤンキーだしそんなに得意なタイ
プではなかったよ?ただいつも何かと
席近くだったり、一緒なチームになる
事が多かっただけ…かな。
ってか、なんで私と南の中学のころの
事知ってんの⁈」
「んまぁ…いろいろ噂ってやつだよ。」
う、うわさ⁈なんの噂だろ……
なんか怖いよ。笑
「まぁそんな気にすんな。」
いやいや、そこは気にするでしょ。
ほんと樹って大事な事に限って言わない
ことあるんだから。…まぁ、いっか。
って私たち2人ともなんて単純なんだろ
う。
「とにかく俺はお前のもんだし、お前
は俺のものだから。」
そう言って私の横に座って、
-ちゅっ…-
唇に触れるだけの優しいキスをして
また優しく微笑んだ。
だから私も思わず、微笑み返して…。
「樹を好きになってよかった。」
ってささやいた。すると樹は…
「それは俺も。絶対離さない。」
って言って私の事を後ろから抱きしめた
。いつも馬鹿な事だったり、お互い素直
になれなくて、中学生みたいに照れあっ
たりして恥ずかしがってばっかりで…。
だから今日二人でこうして素直になれた
のは本当に大きな成長だと思うんだ。
こんな事考えてんの。」
樹がそう言ってベッドから離れ、寝室の
ドアを開けて部屋から出ようとする。
まって‼樹。誤解してるよ。
「ま、まって樹。」
あのね、樹。樹だけじゃないんだよ?
「なんだよ。」
冷たいような…でも、どこか寂しげな
樹の目が私の目をとらえる。
「あのね樹。私ね……樹が……
私以外の女の子から告白されてるとこ
ろとか、告白されたって噂がたつたび
に、悔しくなるんだ。だって……樹は
私の彼氏なのに、みんなはそれを知ら
ないんだよ?知られちゃだめなんだよ
?」
知られたら知られたで、愛菜先輩が言っ
てたように、女子からきっと妬まれるか
もしれない。それは正直言って怖いし、
嫌だよ?でも…「樹くんには彼女いない
から私と付き合う望みはある。」って思
われるほうが悔しいし、苦しいし、嫌
なんだ。やめてよ、樹は私の愛しい人な
のに。
「だから私、夜ね、いつも寝る前に
樹と私が付き合ってるってみんなに
知られたらどうなるんだろうって考え
るんだ。もちろん愛菜先輩はプンプン
に怒って、やばい天罰を下されるかも
しれないって思ったらめちゃめちゃ怖
いんだけど…。でもね、女子たちの間
で「樹くんと琴音ちゃんが付き合って
るんだって‼」って噂されるのって…
嫌じゃないなぁって。普通に付き合っ
てたら噂されるのって嫌だし恥ずかし
いと思うよ?でもね、こうして誰にも
言えずに付き合ってると…それが、
羨ましくなっちゃうんだ。」
へへっ。羨ましく思うなんて変だよね。
おかしいよね。でも、これが私の素直な
気持ち。普段、樹に素直になる事なんて
めったにないからね、ちょっとは自分の
気持ちちゃんと伝えないとすれ違いが
おきちゃうのは嫌だから…。
伝え方下手くそだったけど、樹にちゃん
と伝わったかな…。
「なぁ琴音。」
「ん⁇」
久しぶりに名前で呼ばれて少しドキッと
する。ふと樹の方を見ると、樹は頭を
かいて、照れ臭そうに…
「なんか…ごめん。1人で焦っちまって
。俺、超ガキだな。」
え⁈い、い、樹が謝った‼
これは超衝撃だよ。調子狂う‼
「ううん‼樹が謝る事じゃないよ。
本気でお互いが好きだからこそ、
あって当たり前の事なんだよ。」
「なんだ、お前。いい事ちゃんと言え
るんじゃん。」
「う、うっさい‼」
「ふっ。騒がしいやつ。」
い、樹のその優しい微笑みはアウト‼
アウトだよ、キュン死しちゃいます‼
やっぱり、樹にはいつもドキドキさせら
れっぱなしだよ。なんだろ。これが本当
の恋のドキドキってやつなんだろうな。
「それに、まぁお前が俺にゾッコンって
事は今回の件でよく分かったし、こら
からまぁちょっとは冷静になれるかも
な。……南は完全に敵として見るけど
な。」
はい、でたよ、俺様発言。
でも当たってるから何も言えないや。
「あーはいはい。
ってか、なんで南は敵なの⁇」
「あ⁇そんなの決まってんだろ。
お前の事中学の頃から知ってて仲良か
ったんだろ⁇それにあいつ…まぁイケ
メンだしな。」
め、めずらし‼樹が人の事イケメンなん
て言うなんて……。
いつも自分しか褒めないもん。笑
「いや、まぁたしかに仲は良かったけど
南、ヤンキーだしそんなに得意なタイ
プではなかったよ?ただいつも何かと
席近くだったり、一緒なチームになる
事が多かっただけ…かな。
ってか、なんで私と南の中学のころの
事知ってんの⁈」
「んまぁ…いろいろ噂ってやつだよ。」
う、うわさ⁈なんの噂だろ……
なんか怖いよ。笑
「まぁそんな気にすんな。」
いやいや、そこは気にするでしょ。
ほんと樹って大事な事に限って言わない
ことあるんだから。…まぁ、いっか。
って私たち2人ともなんて単純なんだろ
う。
「とにかく俺はお前のもんだし、お前
は俺のものだから。」
そう言って私の横に座って、
-ちゅっ…-
唇に触れるだけの優しいキスをして
また優しく微笑んだ。
だから私も思わず、微笑み返して…。
「樹を好きになってよかった。」
ってささやいた。すると樹は…
「それは俺も。絶対離さない。」
って言って私の事を後ろから抱きしめた
。いつも馬鹿な事だったり、お互い素直
になれなくて、中学生みたいに照れあっ
たりして恥ずかしがってばっかりで…。
だから今日二人でこうして素直になれた
のは本当に大きな成長だと思うんだ。

