LOVE LOVE KISS♥

「じゃーね、琴音ちゃん♪

美コン、お互い頑張ろうねッ♡」

「うん‼頑張ろうね‼ばいばい‼」

びくびくしながら閉会式も終えて、

ますます、びくびく度は増してます。笑

ぅわーん、華ちゃん帰らないで~。

という私の心からの願いは虚しく、

叶わず……華ちゃんは同居人の鎌倉くん

と共に部屋へと帰って行ってしまった。

って事はもちろん私はもう逃げ場所が

ないというわけで…。

「何青い顔してんだよ、ほら、帰るぞ。



あなたのせいです。笑

なんて言えるわけないんだけどね。

言ったらどうなることやら……。

と一人で想像して、恐怖に怯えていると

………

「おい、香月。」

ん⁇後ろから私を呼ぶ声が…。

ってこの声は間違いなく……

「あ、南!」

「よ、よぅ。」

南がいきなり話かけてくるなんて久々

だなぁ。

「よっ‼ってか、いきなりどーしたの?」

「…いやぁ…。あのさ、お前さ、その格

好……可愛いな。///」

…………は⁈突然どうしたの‼南‼


「え、あ、いや、可愛いくなんてないけ

ど…。なんかありがと。」

ちょっと…いきなり言われたら照れちゃ

うじゃん。

「ッ……。お前その笑顔反則な。」

は、はぃ⁈今日の南まじおかしいって‼

ってか高校入学した時ぐらいから、まあ

おかしくはなりつつあるんだけど…。

だって中学の頃は、話すとなれば、

馬鹿にした事しか言わなかったし、

話す時は普通に話しかけられてた。

「あ、あのさ…南、最近なんかおかしい

よ⁇」

「は⁈///気のせいだろ⁈ば、馬鹿言うん

じゃねーよっ!」

な、なに一人で照れちゃってんの⁈

そんな事を考えながら呆然としていると

……。

-グイッ……-

「おい。琴音。さっさと帰るぞ。」

「ちょッ‼」

いきなり樹に手首を引っ張られ、樹の

力強い手に引かれた。

「お、おい!琴…じゃなくて香月!」

あぁ南が私をよんでる………

って、まだ南と話し終えてないんです

けど⁈

あれ⁇なんか樹怒ってない⁇

いやまぁ、さっきから怒ってたけど

こんなに本気で怒ってなかった…気が

する。もー、なんで⁈


「ちょ、樹‼…あーもう‼

南~‼ごめんね~ばいばい‼」

「えぇ⁈…あ、お、おぅ……」

本当ごめんなさい、南‼

ってあれ⁇南の顔がなんだかいつもと

違う。

理由は分からないけど少しさみしそう

な南に手を振って、樹と共に、今から

私の地獄となるであろうマイルームへと

帰っていった。





-ガチャ…--

「「………。」」

お互い無言でドアをくぐり、固い空気

のまま靴を脱ぐ。

…ちょ、ちょっと‼いくら私でもこの

空気がやばいって事くらいは分かるよ‼

相変わらず、樹は私の方を見ずに私に

背を向けている。……なんか言ってよ‼

なんて言える雰囲気じゃないし。

…いったいどうしたらいいの⁈

「…………なぁ。」

「ん、ん⁇な、なに⁇」

やっと喋ってくれたのはいいものの、

私、噛みすぎでしょ‼

どんだけびびってんだよ‼と、自分に

ツッコミを入れる。って、そんな場合

じゃないっつーの‼

「…あのさ、…あ''~‼

ちょっとこっちこい。」

ぅわ~、声が超おこってるよぉ…。

なんでビビってたら…

-フワ…-

え⁈ちょちょちょちょ‼ちょい‼

いきなりお姫様抱っこ⁈ちょっとー‼

どこに連れて行くきなの⁈

「お前なぁ、ちょっとはじっとしろ。

バタバタすんじゃねぇよ。」

そ、そんな事言われたって、私重いし

なんか体触られてるし、恥ずかしいよ‼

…ほんと、どこに連れて行くき⁇

っていうか、私のドキドキばれてない

よね⁇恥ずかしいくせに、不思議と嫌

とは思わない私なのです。笑

なんて考えてると……

-ドサッ…-

「きゃっ‼」

え…べ、ベッド⁈

「あ、あのさ…樹……なんで、ベッ…」

「いいから黙ってろ。」

はっ⁈

「いや、ちょ、意味わかん……ん‼」

しゃべっている途中で、私の言葉は

樹の唇によって塞がれた。

「んッ…ぁ…い…ッ…き。」

深すぎる樹のキスに息ができなくて、

呼吸が荒くなる。しかも今日のキスは

いつもより、なんだか荒っぽい。

やっぱり、私が笑った事相当怒ってる

のかな。