浮気性彼氏に恋をする 完








すれ違う人たちからは変な目で

見られちゃったけどしょうがない



だって

辛いんだもん―――……



「隼人君……っ好き……」




私はあの頃を思い出した

隼人君と私が付き合い始めたあの頃




まだあの時は――……

隼人君、優しかったのになあ……





そんな事を思いながら非常階段の

3段目に腰掛けた



もう…授業始まってるよね…



あの時――…

何で隼人君は告白をOKしたんだろ