その時だった 「おーい黒田ー、どこいったー」 と、同じサッカー部の奴が 俺の事を探しに歩いてきた 「……じゃ、俺行くわ」 「え、あ、うん」 由梨はハッとして小さく返事をした 「……かっこよかったよ」 ――――っ…… 足がガクン、と止まった 俺は由梨の方を振り返る 由梨は缶のジュースで顔を 隠しながら顔を背けていた