気温も下がり始めてきた9月 私の頭からは1日も あの言葉が離れなかった “俺達、カレカノだろ?” 何でだろうな、 嬉しいはずなのに、嬉しくない あの日以来、 隼人君の女遊びは激しくなった 辛くて 悲しくて もう慣れたはずなのに泣きたい 「はあ……」 私は外に向かって溜息をついた