教室のみんなはキャーと言って

私達を取り囲んだ




「は、恥ずかしいよっ…!」

「黙ってろよ」




そう言って笑う隼人君は

やっぱり、私の王子様






「隼人君?」

「ん?」

「もう他の女の子と遊んじゃダメっ」

「…お前も俺以外としゃべんな」





当たり前!


私はこれからも

ずっと君に恋してる―――…








END