「隼人、ねえ、聞いてる~?」 「ああ、聞いてるよ」 「家行っていい?行きたいなあ」 「しょうがねえな、いいよ」 ズキン と私の胸が痛んだ クラスの女子に囲まれているのは 私の彼氏のはずの黒田 隼人君 ……はあ… もう、なれちゃったよ… 隼人君はかっこいいし、 サッカー部のエースだから人気者 …やっぱり私なんかが 付き合ってちゃダメなんだ…