「……………はあああ~…」



そこには担任の先生の適当な字で

『あたり』と書いてあった



「うわ、由梨当たったの?」



真っ白な紙を持つ正輝君

いいなあ、代わってほしい…



「そうなの」

「頑張れな?手伝おうか?」

「いいよ、大丈夫!」



その時教室の後ろから女子達の

悲鳴みたいな叫び声が



「えー!何でよ隼人~!」

「遊ぶって言ってたじゃん!」



どうしたんだろ、隼人君…