は、は、はは、隼人君のおうち!?



「え、あ、う…」

「何もしねえよ…デートだよデート」




隼人君の口から、デート……


う、嬉しい!



「行く!」

「ん、じゃあ明日待ってるからな」






―――――そんな事で


私はインターホンを震える手で押した



『はい』


あ、隼人君だ!


「ゆ、由梨です」

『あ、ちょっと待ってろ』