――――で、でかい……



私はひとつの建物の前に立っていた


『黒田』



そう、

隼人君の、おうちである





さかのぼる事1日前―――…




「なあ由梨」

「何?」



仲良く屋上で弁当を食べていた時

隼人君がこう言った



「明日休みじゃん」

「うん」

「俺んちこいよ」

「うん……って、え!?」