― 隼人side






「隼人君が……好きだから…」




俺の腕の中で呟く由梨

まじ、可愛い



俺、こんなに不安にさせてたのか…




さっき

由梨が光弥に告白されてた


暴力も振るわれそうになってた

まじ許さねえぞあいつ……



俺はジッと顔を見つめてくる由梨の

頭をわしゃわしゃと撫でた



「っきゃ!」