浮気性彼氏に恋をする 完









隼人君の私を見る目はいつも冷たい


メールも電話も当然ない

喋るのも…あんまりない



私達、付き合ってる様に見えない

しょうがないよね……




「はあ……」


本日何回目かの溜息をついた

その時―――…




「由ー梨」

「…あ、正輝君!」



ドアから顔をのぞかせる正輝君



「どうしたの?」

「由梨いないから見に来た」