「あたし陽がいないと生きていけない」

「俺も…」


二人で額をくっつけて微笑む。


出張で学んだこと。



礼が必要不可欠なこと。

礼のことが大好きなこと。

その他に仕事を入れよう。



「陽、いつもみたいに、して?」


赤面、
潤んだ瞳、
上目遣い、
密着した身体、
甘い吐息、



そんな条件でお願いされたら……



了解


そういう意味で深いキスを落とす。



礼にきっと惑溺だな。