近くのファミレスで昼食を済ませ、
私たちは今、カラオケにいます。


私、歌なんて上手くないのにっ!


「舞花も何か歌ってよ」

「む、むりっ」


手と首を横にブンブン振って拒否(進行形)


だって、恭哉くん上手すぎだし!


「舞花の歌声聴きたいなぁ…」


そんなこと言われましても、、



「ダメなら……」



ダメなら?



「さっきの続き、しよっか?」



恭哉くん接近、
私、逃げる。


椅子、


私、端。
逃げ場所無し。



私、絶体絶命。