キスをしました。
相手はクラスメイトでもあり私の彼氏でもある世界一カッコいい男の子。
ファーストキスの相手が彼になって良かったと心から思った。
「心音、居る?」
病室のドアをコンッコンッとノックする。
すると中から「ハーイ」と明るい声が聞こえてきた。
ドアを開けるとベッドの上で身体を半分だけ起こした心音がいた。
10日ほど前に心音は意識を取り戻した。
私は今までの不安が溢れ出してホッとしたのか泣いてしまった。
酷い事言ってゴメンね、と何度も繰り返しながら。
また怒鳴られてしまうかもしれない。
そう思ったけど違かった。
心音は私の手に点滴の針が痛々しい自分の手を重ねた。
心音の顔を見ると彼女の目にも涙が溜まっていた。
そして心音の口から聞かされた事実を耳にして私はまた涙を流してしまった。
相手はクラスメイトでもあり私の彼氏でもある世界一カッコいい男の子。
ファーストキスの相手が彼になって良かったと心から思った。
「心音、居る?」
病室のドアをコンッコンッとノックする。
すると中から「ハーイ」と明るい声が聞こえてきた。
ドアを開けるとベッドの上で身体を半分だけ起こした心音がいた。
10日ほど前に心音は意識を取り戻した。
私は今までの不安が溢れ出してホッとしたのか泣いてしまった。
酷い事言ってゴメンね、と何度も繰り返しながら。
また怒鳴られてしまうかもしれない。
そう思ったけど違かった。
心音は私の手に点滴の針が痛々しい自分の手を重ねた。
心音の顔を見ると彼女の目にも涙が溜まっていた。
そして心音の口から聞かされた事実を耳にして私はまた涙を流してしまった。