病室に入ると心音が酸素マスクをつけてベットに横たわっていた。
今朝よりも顔色が青白くなっている。
ピッ、ピッ、ピッ
っと嫌な機械の音がする。
ベッドのそばに置いてあるパイプイスにおばさんが座っていた。
「沙菜ちゃん・・・」
私に気付いたおばさんが弱々しい声で私を呼んだ。
「おばさん、心音は・・・?」
するとおばさんは小さな声ででもはっきりと聞こえるような声で話し出した。
「薬の副作用で貧血を起こして気を失ったらしいの。最近、免疫力が落ちてかなり体調悪くて。
血圧がこれ以上低くなると命に関わるって言ってたわ」
心音は生まれつき心臓と筋肉が弱い。
激しい運動はもちろんダメ。
長時間歩く事が出来ない。
幼い頃から入退院を繰り返している。
だから心音の今での人生の中の半分はベットの上で過ごしてると思う。
今朝よりも顔色が青白くなっている。
ピッ、ピッ、ピッ
っと嫌な機械の音がする。
ベッドのそばに置いてあるパイプイスにおばさんが座っていた。
「沙菜ちゃん・・・」
私に気付いたおばさんが弱々しい声で私を呼んだ。
「おばさん、心音は・・・?」
するとおばさんは小さな声ででもはっきりと聞こえるような声で話し出した。
「薬の副作用で貧血を起こして気を失ったらしいの。最近、免疫力が落ちてかなり体調悪くて。
血圧がこれ以上低くなると命に関わるって言ってたわ」
心音は生まれつき心臓と筋肉が弱い。
激しい運動はもちろんダメ。
長時間歩く事が出来ない。
幼い頃から入退院を繰り返している。
だから心音の今での人生の中の半分はベットの上で過ごしてると思う。

