心音は休みがちだったけど学校に来ていた。
本人も楽しそうにしていて。
そんなある日、移動教室帰りでいつもの5人で階段を下っていた。
心音は、自分では気付いてないみたいだったけど顔色が良くないように思えた。
何度も確認したけど心音は「大丈夫!」の一点張りだった。
いつも通り階段を下って教室に戻ろうとした時、心音が突然めまいを起こして階段を踏み外した。
結構高い段から心音は落ちて行った。
私は手を伸ばして心音を支えようとしたけど間に合わなかった。
(ヤバイ!)
と思ってとっさに階段を駆け下りようとした。
その時だった。
階段の下に居た男子が心音の事を受け止めてくれた。
その男子が鈴加が片思いしていた人、萩本くんだった。
萩本くんは抱きしめるような格好で心音を抱えていた。
心音を降ろすと彼は
「大丈夫?」
と、心音に優しく声を掛ける。
心音はビックリしたように無言で頷く。
本人も楽しそうにしていて。
そんなある日、移動教室帰りでいつもの5人で階段を下っていた。
心音は、自分では気付いてないみたいだったけど顔色が良くないように思えた。
何度も確認したけど心音は「大丈夫!」の一点張りだった。
いつも通り階段を下って教室に戻ろうとした時、心音が突然めまいを起こして階段を踏み外した。
結構高い段から心音は落ちて行った。
私は手を伸ばして心音を支えようとしたけど間に合わなかった。
(ヤバイ!)
と思ってとっさに階段を駆け下りようとした。
その時だった。
階段の下に居た男子が心音の事を受け止めてくれた。
その男子が鈴加が片思いしていた人、萩本くんだった。
萩本くんは抱きしめるような格好で心音を抱えていた。
心音を降ろすと彼は
「大丈夫?」
と、心音に優しく声を掛ける。
心音はビックリしたように無言で頷く。

