少しだけ開けられたカーテン。
その隙間から、月が顔を覗かせていた。
俺たち二人の様子を覗き見されたような気がしたけれど、月にも自慢してやりたいような気分だった。
俺は、きっと……
このときの麻美ちゃんを忘れることはないだろう。
驚くほどに柔らかくて、すべすべの白い肌。
形のよい胸。
キュッと上がった尻。
程よく肉のついた、ぷにゅぷにゅの柔らかい二の腕。
いつもの勝ち気な態度とは違い、従順で恥じらう姿が、また可愛いらしかった。
俺にしか見せない姿だと思うと、ますます興奮してきた。
麻美ちゃんの身体から漂う仄かな香りが、俺の脳を刺激して止まなかった。


