「なんで、起きてるの?」 「だから、私、寝てないってば!ホント、俊ちゃんったら可愛いんだから〜♪」 「そんなぁ…」 大袈裟に落ち込み、頭をうなだれた俺。 ―――…!! うなだれた俺の首に腕を回され、麻美ちゃんのスベスベの肌が俺の頬っぺたに重なり合った。 ……気持ちいい。 麻美ちゃんの肌は、赤ちゃんのように肌理が細かくて真っ白だ。 ついつい、触りたくなる肌質に、もっと……と、本能が司令を出し始めた。