「そんなこと言ってると、ホントに襲っちゃうよ〜!」 半分冗談、半分本気で、麻美ちゃんに抱きついた。 うっひゃあー!気持ちいい!! ―――…あれっ? 抵抗しない?なんで? ゆっくり身体を引き離すと…… 嘘だろ?……寝てる。 「麻美ちゃん、ホント頼むよー。俺、麻美ちゃんのこと、こんなに好きなのに、ここまで来て何もしないなんて……そりゃねえよ!お預けは辛すぎだよ」 情けないこの状況に、一人ブツブツ呟いていると、 「……で、何がしたいの?」 「ぎゃあぁぁぁ!!!」