至近距離にまで近付き、もう一度、「どうする?」って聞いたんだ。
すると、麻美ちゃんの身体からいい匂いがして、俺はたちまち気持ちが高揚した。
あぁー、早くあの唇にブチューってキスしてぇ。
あぁ、早くあの柔らかそうな胸にも頭から飛び込みてぇ。
「このまま歩いて帰ろう」
ほんのりピンク色をした頬を赤らめ、俺を見つめる。
うわぁ、マジ可愛い!堪らねぇ。
ゴクン、と生唾を呑み込んだ。
「よし、分かった!歩いて帰ろう」
繋いでいた手をギュッと強め、騒々しいロータリーを横目に、タクシー乗り場を通り過ぎようとしたときだった――。


