「はい、これ!」 「サンキュ!」 差し出されたペットボトルを受け取り、早速、喉を潤す。 「はぁ〜、旨ぇ!」 「でしょ?俊介、喉が乾いてるかなぁと思って、駅前のコンビニで買ってきたんだ!」 クスッと笑う顔が、堪らなく可愛い。 麻美は、こんな気配りがさりげなくできる。 彼女として、申し分のない女の子なんだ。