俺の彼女



意気投合して、すげぇ盛り上がっている二組の横で、俺たちはなぜか沈黙。 


……なんだ、この重い空気は!


……やべぇ!なんか喋んないと。 


「ねぇ、麻美ちゃんは何が好きなの?」


「えっ?」


「あっ、いや、そのー、食べ物とか、趣味とかさ。あと男のタイプとか?……なって!」 


おどけてみたものの、滑ってないか……俺。


あぁ、くっそー!


もうやけくそだ!どうにでもなれ!