in夜


フュゥゥゥゥ


冷たい風が吹く中、私達は桃希君の教室の前にいる。


一応、私達は陰陽師&巫女な訳で、簡単に中に入れた。


勿論、術を使って。


葵「鍵が掛かってるみたい!」


勇斗「職員室行こうぜ、職員室」


勇斗が親指でクイクイとする。


鍵………鍵……鍵…鍵!…鍵!!


鍵で思い付き、目を閉じる。


頭の中で鍵をイメージする。


………っ!!


夜月・美希「違う!鍵は図書室!!」


私と美希は、同じことを考えてたらしく、ハモッた。


ダッシュで私達は走り、図書室へと向かう。