犁side


遠子について話そうとしたら、教室の中に連れて行かれた。


犁「えっ、ちょっ!?」


誰!?と言おうとしたら、口を布で塞がれた。


犁「んんん!!」


遠子「犁ちゃ~ん?」


ニヤニヤした顔で私のところへ来る遠子。


犁「んんん、んんんん!!」


布のせいで、上手く話せない。


遠子「何いってるのか分かんな~いな~♪」


ニッコリと微笑む。


遠子「それより、あなたクラスのことおろか、私のことを話そうとしたわね?」


何となくそっぽを向く。


遠子「お仕置きしなきゃあねぇ?」


ビクッ


以前、私の友達がお仕置きされたことを思い出した。


遠子「殺りなさい」


数人の生徒が、バットなどを持って近づいてくる。


犁「ん……んんんんん!!!」