ガラッ


夜月「あっ、お母さん…」


入ってきたのはお母さん。


夜空「分かったでしょ?あなたは特別なの。だから、陰陽師になって…ねっ?」


私は、少し考えてから


夜月「分かった」


と言った。


お母さんは、満面の笑みだった。


分かったと言っても、まだ決められない。


でも、今は陰陽師ということにしとこう。


夜空「じゃ、ご飯にしましょ!」


夜月「うん」


お母さんと一緒に、リビングに向かった。


シュゥ


元に戻れって思ったら、元に戻れた。


私は、この日から特別という意味が分かった。