【完】幼なじみは最強不良。

げ…。見られてたのか…。


まぁ、実際京本組の人間だし仕方ないよね。


「でも…」


「闇姫の正体を知ることができたら、俺らの地位が確実に上がる」


花ケ崎のリーダーは、渋る子分を引き連れ、こちらに向かってきた。


確実に上がるとしても、京本組に行かれたら困るんだよね。


一応組だし、それなりのことはしてるから。


悪いけどここは通さないよ。


聖愛 「あたしに何か用?」


あたしは花ケ崎の連中の前に立ちはだかった。


「お、お前は…!!!」


「茶髪の腰まである髪に、茶色の瞳の美少女…」


「闇姫!?」