【完】幼なじみは最強不良。

そう言って尚輝に差し出された、一枚の手紙。


「う、受け取ってくださいっ!!」


顔を真っ赤にする女の子。


勇気あるなぁ…。


この6人に告白したって振られるって分かってるのに…。


まぁ、翔は遊んでくれるけどっ。


尚輝 「気持ちは嬉しいけど、ごめん」


尚輝は手紙を受け取らない。


女の子は残念そうな顔をしながら呟いた。


「じゃあ…手紙だけでも受け取ってください」


尚輝 「……わかった」


尚輝は少し考えて手紙を受け取った。


いつもなら、絶対受け取らないのに…。


「ありがとうございました」