【完】幼なじみは最強不良。

そこには気の弱そうな大人しめの女の子。


麻耶 「誰?」


聖愛 「さぁ? 尚輝のファンでしょ」


麻耶 「ふぅん」


麻耶が小声で聞いてきた。


あ、あんなこと言われても、別に気まずくないよ。


だってこいつらの気持ち、昔から知ってるし…。


分かりやすいからね…。


でも特にどうする訳でもなく、普通に過ごしてきた。


尚輝 「何か用?」


尚輝が女の子の前に立つ。


「あ、あの…」


尚輝 「悪いんだけど、用がないなら帰って貰える? 俺らが貸し切ってるの知ってるよね?」


「あっ…えっと、これ…」