【完】幼なじみは最強不良。

バンッと倉庫の扉が勢いよく開いた。


「誰が来ないって?」


浮かび上がる、6人の人影…。


「…嘘でしょ!?」


「どうしてここが…!?」


6人の姿を見て、動揺する女たち。


あ…来た…。


現れたのは、この辺りで知らないものはいない、最強不良グループ…。


「そいつのこと、返せ」


真ん中に立っている人物が、低くドスの聞いた声で言う。


その迫力に、女たちはビクッと体を震わせた。


「だ、だってこの子が…!!」