【完】幼なじみは最強不良。

容赦なくあたしに暴言を吐き、思いっきり地面に叩きつける。


「っ…」


さすがに今のは痛い…。


「痛い?」


地面に倒れるあたしを、嬉しそうに見つめる女たち。


あたしは女たちを睨み付けた。


「そんな顔したって無駄よ」


「そーそー」


「こんなとこにあの6人が来るわけないもの」


「結局、あんたってあの6人がいなきゃ何もできないのね」


そう言って女たちは高笑いした。


あたしがキュッと唇を噛んだその時―…。