【完】幼なじみは最強不良。

尚輝 「もうすぐわかるよ」


尚輝はクスッと笑った。


尚輝 「そろそろ…あいつも限界だろうしね」


聖愛 「あいつ…?」


尚輝 「そ、あいつ」


尚輝はあたしの頭をポンポンと撫でた。


尚輝 「樹の気持ち、無駄にすんなよ」


聖愛 「うん…」


なんかよくわかんないけど、少し気持ちが軽くなった。


焦らなくても、みんな待ってくれてる。


でも、早く思い出さなきゃ…。


これ以上、6人を傷つけたくない。


尚輝 「複雑…だな…」


尚輝は複雑そうにハハハと笑った。