【完】幼なじみは最強不良。

尚輝 「二度と聖愛に近づくな」


尚輝が言うと、男たちは逃げるように去っていった。


尚輝 「聖愛…」


聖愛 「尚輝ぃ…怖かった…」


尚輝が広げた腕の中にたまらず飛び込む。


尚輝 「もう大丈夫だ」


尚輝の大きな手が、頭を撫でてくれる。


尚輝はこうしていつもピンチの時に助けてくれる。


それに性格とかも似てるから、一番一緒にいて落ち着く。


なんというか…親友?みたいな関係。


尚輝 「落ち着いたか?」


聖愛 「うん…大丈夫」


尚輝 「気をつけろよ」


聖愛 「だって尚輝たちが女子に囲まれてるから…」