【完】大キライなキミに片想い中。





「も……もう、私教室帰るっ!!!」


私は食べかけのお弁当を持って立ち上がった。



「由愛ちゃん…!」


悠麻君が私を呼ぶ。


「悠麻君……」


悠麻君がせっかく誘ってくれたけど……。



「はいはい、じゃあ俺が消えればいいんだろ?じゃあな」


翔希君は立ち上がり、屋上を出て行った。



………お、意外と空気読めるんだあの人。



「じゃあ……続き食べよっか!」


「あ、うん、そうだね」


私は悠麻君と黙々とお弁当を食べ始めた。


「なんかごめんな?翔希が色々と……」


「ううんっ!悠麻君が謝ることないよ!!あの人が悪いんだから!!」


もう、翔希君とは関わりたくないっ!
って思ってても何かしら関わってしまうのが現実。


はぁ……どうにかならないのかなぁ……。