【完】大キライなキミに片想い中。





「まぁまぁ、俺は優しいから協力するし」


翔希君が肩に肘を置く。


うぅ…この人を信用していいのだろうか。


「本人に言わないなら教えてあげる」


大希君に伝わらないなら……まぁ、いっか。


「大希君の……優しくて紳士なところ」


うわあああ……自分で言っておいてすごい恥ずかしいんだけど…!!


「紳士ねぇ……お前、少女漫画の男とかに憧れるタイプだろ」


翔希君がサラッと言った。


「まぁ、確かに大希って少女漫画の男みてぇだな」


悠麻君が納得したように頷く。


ギクッ………


まぁ…そりゃさ?
憧れてないって言ったらウソになるけど……。



「………やっぱりな」


翔希君が鼻で笑う。


「や…やっぱりバカにした!!」


もう……やっぱり言うんじゃなかったよっ!!