【完】大キライなキミに片想い中。





黙々と食べ始める。


………けど、何だかすっごい視線を感じる。



「おい」


翔希君が言葉を発する。


私に…話しかけてるんじゃないよね、うん。



「おい、聞いてんのか?」


悠麻君、何で返事しないんだろう?


「おい、聞いてんのか由愛」


「へ!?」


わ、私に話しかけてたの!?
下向いてたからわかんなかった……。


「ちょっと翔希、由愛ちゃんにもっと優しくしろよっ」


悠麻君が翔希君に言う。


「は?何で優しくしなきゃいけねぇーんだよ」


「女の子には優しくって、常識じゃん!」


「あっそ。てか由愛」


名前を呼ばれ、体が硬直する。


「な、何?」


「お前、大希のどこが好きなわけ?」


………いきなり何を聞いてくるのかと思えば……。