「よし、じゃあグレー買おーっと」 「え!?私のセンスなんかで決めちゃっていいの!?」 「いいの。相川が選んでくれた方がいい」 ドキ――― 大希君の言葉に胸が高鳴る。 「じゃ、買ってくるから店の前で待ってて」 「うん!」 私は店の外へ出た。 あ~……大希君と放課後デートなんて今でも夢みたい。 この時間……続けばいいのになあ……。 「おまたせ」 そんなことを考えていると、大希君が帰ってきた。