それから1時間ぐらい喫茶店でお喋りしていた。
「じゃ、そろそろ出ようか」
「あ、うん!」
もう1時間も経ってたんだ……。
お喋りが楽しすぎて気づかなかった……。
「福本さん、会計お願いします」
「はい、じゃあ今日は由愛ちゃんに会えたし、特別に半額ね」
「ありがとうございます、はい」
大希君が手早く会計を済ませる。
「じゃ、また来ます」
「はーい、由愛ちゃんもまたいつでも来てね」
「はい!絶対また来ます!!」
カランコロン―――
喫茶店を出る。
あー……楽しかったなぁ…。
「あ、大希君、私の分の値段いくら?」
私は財布を取り出す。
「いや、俺の奢り」
「そ、そんな……」
「いいの、安くしてもらえたし気にしないで」
「う、うん」
何か悪いなぁ~……。



